経営理念
造船業を生業とする限り、先ずは品質の良い船をお客様に提供し続けて行くことが最大の仕事です。
熱意と技術で良い船を造り続け、小さくてもキラリと光るモノを備えた造船所でありたい。
第二に皆が適度な緊張感を持ちつつ、事故の無い安全な造船所でありたい。
そして第三に上下左右のコミュニケーションを円滑にして、皆が明るい気持ちで働ける造船所でありたい。
誰にとっても人生は一回限り、本田重工業で働いて良かったと感じて貰える造船所にしたい。
社長ご挨拶
ものは運ばれてこそ価値あるものです。古来、船により、河川、湖、そして海と荷物や人、そして文明文化が運ばれることで世界は豊かに発展してきました。とりわけ四面環海の日本において、船の重要性は言うまでもありません。広い海ですが、地球から見ればごくごく薄い膜であり、我が国土の全てが海に囲まれ、かつ世界とつながっているこのバランスは奇跡でもあります。
創業1924年、一世紀近く、この風光明媚でありながら、全国でも指折りの造船業が盛んな佐伯で船をずっと造り続けてまいりました。巨体が厳かに動きはじめ、静から動、波しぶきをあげて海面に滑り出し、錨の轟音とともに海面に浮かぶ進水式は誰にでも感動を与えます。お客様からは堅牢である、走りが良いとの評価を頂いているのはこの上ない喜びです。
現在海事産業は困難の真っただ中にありますが、今後とも良い船つくりに努力し、この難局に立ち向かう覚悟です。造船には古い産業のイメージがあります。しかし、今世界が取り組む環境は避けて通れない問題であり、船の世界にも大きな影響を与えています。これはおおいなるチャンスです。
東京のオフィスにおけるブローカーチャンネルの高い情報収集力を活かし、皆様また社会の期待に応える船、次世代の最新船にも共に挑戦してまいります。
代表取締役社長
会社概要
■会社名 本田重工業株式会社
■代表者 代表取締役社長 増田 尚昭
■本社所在地 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町17番地 ONEST 神田スクエア 6階
■TEL 03-6369-8066 ■FAX 03-6369-8067
■資本金 90百万円、資本準備金375百万円、その他資本剰余金835百万円
■売上高 6,348百万円(2023年度)
■工場所在地 〒876-0012 大分県佐伯市大字鶴望5026-1
■工場敷地面積 44,120.15㎡
■TEL 0972-20-0111 ■FAX 0972-20-0120
■総従業員数 70名(2023年3月末現在)
■株主 株式会社エクセノヤマミズ 日本郵船株式会社 株式会社商船三井
株式会社大島造船所 株式会社ホンダコーポレーション
■取引銀行 愛媛銀行 商工中金 日本政策金融公庫 三菱UFJ銀行 三井住友銀行
みずほ銀行 りそな銀行
事業内容
造船業・建築工事請負業・一般鉄工業
沿革
1924年 大分県佐伯町に本田造船所創立、木造船舶の造修を開始
その後本田船渠造船所に屋号変更
1943年 国の企業集約化要請から東九州造船株式会社佐伯工場となる
1948年 佐伯市坂の浦に本田造船株式会社設立
1951年 東九州造船株式会社佐伯工場を買収
1960年 鋼船建造を開始
1972年 自動車運搬船・セメント運搬船他、特殊船建造を開始
1982年 NC方式による合理化・省力化設備導入
1985年 アルミ船の建造・研究に着手
2005年 本田造船株式会社 和議申請を経て本田重工業株式会社設立
2007年 150Tクレーン導入
2009年 研掃工場完成
2010年 NC切断機の新規増設
2020年 資本金を265百万円に増資
2021年 資本金を90百万円に変更
減少した資本金の額と同額をその他資本剰余金に振替
エクセノヤマミズグループ
広く船舶・海運にかかわる総合サービスを提供するエクセノヤマミズグループの造船部門として、外航船・内航船とも様々なご用命にお応えいたします。(右図リンクよりエクセノヤマミズ、山水海運各社HPを参照できます)
おかげさまで創業98年。
朗らかに、骨身を惜しまず、本領発揮。
これからもずっと、ほほほの本田です。
設備
■第一船台 | 9,800G/T LPP125m×25m |
■ジブクレーン | 150T、60T、50T、30T |
■門型走行クレーン | 15T、4×2.8T(8台) |
■天井走行クレーン | 6×5T(8台)、4×2.8T(9台)、2×2T(8台) |
■NCコンピュータシステム | |
■NCプラズマ切断機 | 2基 |
■ブラスト工場 | 1棟 |